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レースの緊張、選手からの感動から興奮した連休を終えました。
翌日からはコースの清掃とトレイル状況の確認に入りました。

天候も良かった為、トレイルが崩れる、傷んだというところはほぼ見当たりませんでした。小雨が降り出していた飯縄山は一番初めに確認に入りましたが、トレイルの形状を変えたり、岩の位置を動かしたり、危険部位を作ったりということは今回のレースでありませんでした。選手の皆さんが心がけてくれたことでごみもほとんどありませんでした。古くからあったごみが大半で、小さな袋片手一つで済んでしまうような量でした。
飯縄山はコース設定から始め、10回近く登り、僕にとって思い入れのある山となりました。

(すでに紅葉は始まっていました、どれだけの選手がこの景色を見れたのでしょうか)

(レース当日の夜は霧が出ていて、この夜景は見れなかったですね。折り返し分岐から長野市街の夜景です)

観光客が訪れる、中社、奥社エリアも金曜日までにすべて表示板等はすべて回収し、ごみ拾いも終わらせました。あのような素晴らしいエリアを使用させていただいたことに大変感謝でした。日が落ちるまで回収した杭や矢印が飛び出した60Lザックを背負い、ゆっくりと歩きながらトレイルの確認をしつつ、選手がここをどのような気持ちで走っていたのか、歩いていたのか、多くのドラマを想像し、そのレースが今年はもう終わってしまったことを少しさみしく想いその日を終えていました。


すぐに迎えた週末はレースへ参加した「地元枠エントリー」の義務でありますトレイルワークを行いました。数班に分かれ、各コースの確認と清掃です。完走された方もそうでなかった方も皆さん、元気で筋肉痛もないという様子でした。レースで走ったトレイルを丁寧に歩きながらあらゆる確認をしていただきました。

一緒に歩きながら、さまざまな感想をいただき沢山の来年につなげれる内容がありました。また地元の方々ならではの山や道、文化などの歴史を教えてくださり、大変勉強にもなりました。

地元枠には限りがありますが、また来年もトレイルワークお願いいたします。

この大会では、広範囲にわたるトレイルを使用させていただいております。トレイルは、動物もハイカーも多くのものに利用されます。決してランナーのレースコース、トレーニング場ではありません。私たち、大会はあくまでも使用させていただいているという認識を強く持って自然とトレイルを想ってまいります。まだまだ情報・認識不足のトレイルランニングというスポーツ、レースがこれから日本のいちスポーツの文化として普及してゆくためにも、ランナーとそこに関わる関係者が良識ある自然の利用と環境への配慮をしていかなければならない、そう思います。

今回はレース前後で、行政、大会側の方でトレイルのあらゆる危険個所を修復し(必要最低限に)、ゴミ等を拾いクリーンな状態にさせていただきました。レースだけのためでなくすべてのトレイルを利用する人々にとってもこの大会の活動が有効とされてゆくことを願います。








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素敵なレースをありがとうございました♪
今回、信越五岳を出場させて頂いたランナーです。
自分は10月に転勤が決まり今の仲間と走る最後のレースとして今回のレースを走らせて頂きました。
本当に一生の思い出になるようなレースを走らせて頂きありがとうございました。
途中途中で写真を撮りながら絶景を楽しむ事が出来ました。
そして何より大きかったのが、以前他のレース(おんたけ)で写真を撮りあった選手との再開や、抜きつ抜かれつの選手とのメルアド交換でした。
レースが終わった今もこの選手とのやり取りは続いています。
また来年、調整して挑みたいと考えてます。その時はまた、レース中でも写真を撮らせて下さい。
本当に最高の思い出をありがとうございました☆
とく俵 2009/09/28(Mon)23:38:07 編集
感動をありがとうございました。
レース後の作業、ご苦労様でした。

レース準備に、今回のレースに、そしてレース後の作業に、とてつもない時間とお力を注がれたことと思われます。石川さんにとって、この大会全体がひとつの大きなレースだっとのではと思います。

トレイルビギナーですが、走りながら思うことは
「一生懸命すれば、感動できる。感動すれば満足できる。満足できれば次への一歩ががんばれる」

ということです。

素晴らしいレースと感動をありがとうございました。

これからも自らの考える道に向かってまい進されることを陰ながら応援いたします。
hisabon 2009/09/29(Tue)08:49:58 編集
ありがとうございました。
信越五岳レースに参加させていただきました、ゼッケン518 です。

レースでは、宿の方始め,たくさんのボランティアの方にお世話になりました.

きつい走りもありましたが,景色は最高,暖かい歓迎に、最高のレースとなりました。

至れり尽せりでありがたかったのですが、選手として、走らせてもらえる感謝の気持ちから、手伝えることがあればと、常々思いました。

ご準備とレース後のご調整、感謝しています。

これからも、この素敵なレースが継続することを願っています。

ありがとうございました!
sakurada 2009/09/30(Wed)09:43:12 編集
いいたいこと
レースはよかったです。が遅い人はエイドで水しか飲めませんでした。食べ物はなしです。それと自分は第2関門でリタイアしたんですが、回収のバスは直接ゴールに行ってほしかったです。第3でリタイア組ひろっていったためけっこうな時間かかりました。(ドライバーは道に不慣れなようでした?)来年は完走の予定なので関係ありませんが・・・・来年リタイヤする人のためにあえて書きました。ごめんなさい。
ミヤ 2009/10/02(Fri)01:00:17 編集
無題
とく俵さん

ありがとうございました。
参加者皆さんにいろいろな想いがあってレースへ参加されると思われますが、走ること以外にも大会へかける想いがありましたことをお聞きできて大変光栄です。一生の思い出のひとつとしてこのレースの存在がなれたこととても嬉しく思います。大会を開催するにあたり、私以上に疲労の極限まで動き続けた大会スタッフもこの一つのご感想だけで頑張った、開催して良かったと感じていただけることと思われます。是非またこれからも可能な限り、この地へ足をお運びください。
スタッフ一同でお待ちしております。
hiroki 2009/10/02(Fri)10:49:33 編集
お疲れさまでした!
弘樹さん、スタッフの皆さん、ボランティアの皆さん、信越五岳お疲れさまでした!
弘樹さんの熱い想いと、それを支え、実現に力を尽くされたスタッフの方々、地元とおそらく各地から駆けつけられたであろうボランティアの皆さんの心が、レース参加者の方々にこれほどの感動を与えたのですね。
正直、皆さんのコメントを読んでいたら涙が溢れてきました。
私も来年は、参加者の一人として感動を共有したいと心から思いました。その為に、これからトレーニングを積まなければ(^^)。
トレランへの初挑戦として、武田の杜に参加したかったのですが、すぐに定員に達してしまったとのことで、残念ながら今年は出場できません。
でも、少しでも感動を分けてもらいたい気持ちで、ボランティアとしてお手伝いさせていただければ、と思っています。
ロードレースで心が折れそうなときに、エイドで「頑張って!」と笑顔で声をかけてもらえたことで、沢山元気をもらってきました。
私も少しでも選手の気持ちを明るくできたらいいな。
こんな風に思えたのも、このブログで、レース開催のための下準備やレース後の作業など、本当に沢山の方々の目に見えないご苦労を少しだけ知ることができたからです。
弘樹さん、参加される皆さん、是非是非頑張って下さいね(^^)/。
nao 2009/10/06(Tue)14:34:30 編集
無題
初めまして(^-^)v
応援してま~す。

頑張ってくださぁい(^o^)/♪
bird-land URL 2009/10/09(Fri)16:02:49 編集
ありがとうございました!
第一回のどろんこレースにはじまり、よーやくまともにゴールできました。
見守っていただきありがとうございました。いつかトレイル整備のお手伝いもしなくちゃ、と思ってます。
はて 2009/12/11(Fri)18:57:16 編集
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石川弘樹 Hiroki ISHIKAWA

幼少よりサッカーを始め、高校ではインターハイを経験する。大学在学中に世界最高峰アドベンチャーレース “Raid Gauloises”(レイドゴロワーズ)を知り、自分に何か奮い立たせるものを感じ、挑戦を決意する。
1999年からアスリートとしての道を選び、世界中の難関レースに挑戦。2001年よりトレイルランナーとして北米を中心に活動し国内をはじめ、海外へのレース、遠征を続けている。アメリカにてThe Rocky Mountain Slam及びGland Slam of Ultra Runningを日本人初獲得。シリーズ戦なども初。02,03年日本山岳耐久レース2連覇。2010年は主にスイスをメインとしたヨーロッパでのレースを中心に活動。日本国内でのトレイルランニング普及活動の一環としてのレースプロデュースは北は仙台、南は北九州まで5大会に及ぶ。今年の国内普及イベント、セミナー等はよりコアにローカルなトレイルにて全国をまわる。趣味は波乗り、レースの合間、冬場を中心に鎌倉の海に入水。そして音楽鑑賞、大学時代にはまったレゲエのレコード収集は今も健在。鎌倉に住み、自宅付近はトレイルのジャンクションになっていてあらゆる方向に走りだせる環境でトレーニング及び様々な活動、生活を行っている。
(株)TRAIL WORKS 代表

2008年11月までのブログはこちら
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