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東北地方太平洋沖地震、これほどまでに大きく恐ろしい地震が起きてしまいました。

被災地におられる多くの皆様、強い気持ちを持って頑張ってください。
仙台市スポーツ振興事業団皆様、避難施設での救援活動頑張ってください。

福井に住むトレイルランナーである友人が昨晩、救助隊として現地へ向かいました。
他にも同じような境遇の方々が沢山被災された方々を救助に行かれていることかと思われます。
皆さまの安全も第一に多くの被災者の救命救助していただくことを願っております。


11日、僕は東京にいて、駅に電車が停まった瞬間、大きな揺れが起こりました。こちらで起きた揺れや怖さなど、東北の被災地に比べれば大したことではありません。現地での状況は想像を絶し、言葉にする自分が恥ずかしいとも思いますが、地上3,4階にいたホームにて地震の恐怖というものを生まれて初めて経験しました。この歳となり避難訓練の教訓は生きておらず、その場ではどうしたら良いのかと揺れ続けるなかで考えているとまず下に降りて外に出るのは、その時間が場合によっては危険かと思い、次に上から落ちてくるものに気を付けなければならないと上と周囲を気にしながらホームの中でも屋根の切れた所へ向かいました。それでもなお揺れ続ける状況にどこか現実を忘れ、ひと時の間映画のワンシーンにでもいるような錯覚にいた気がします。これまで経験のない揺れは正直、足は竦んでいたように思います。まだ続くなかで両腕がどこかにひっぱられる感覚を感じると2人の年配の男性が僕のカバンと腕を掴んでいました。
無意識のうちにそうされていたのだと思います。

大きな揺れがおさまったあとは、この日怪我で病院に行っていた帰りというのもあり、走って帰ることもできずにいましたが夜になって運良く、お世話になっている方の車に乗せていただき、朝方鎌倉へと戻りました。

報道を聞き、あらゆる情報を調べていながら
このような状況で応援の言葉しかかけることのできない自分の非力を感じますが
今できる最低限のことをしていこうと思います。


被災後、仙台に住む僕の従兄妹との連絡が親族の誰ともとれておりませんでしたが3日経った、つい先ほど無事との電話が入りました。

まだ余震も続いております。
十分にお気を付けください。

みんなで頑張っていきましょう。








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石川弘樹 Hiroki ISHIKAWA

幼少よりサッカーを始め、高校ではインターハイを経験する。大学在学中に世界最高峰アドベンチャーレース “Raid Gauloises”(レイドゴロワーズ)を知り、自分に何か奮い立たせるものを感じ、挑戦を決意する。
1999年からアスリートとしての道を選び、世界中の難関レースに挑戦。2001年よりトレイルランナーとして北米を中心に活動し国内をはじめ、海外へのレース、遠征を続けている。アメリカにてThe Rocky Mountain Slam及びGland Slam of Ultra Runningを日本人初獲得。シリーズ戦なども初。02,03年日本山岳耐久レース2連覇。2010年は主にスイスをメインとしたヨーロッパでのレースを中心に活動。日本国内でのトレイルランニング普及活動の一環としてのレースプロデュースは北は仙台、南は北九州まで5大会に及ぶ。今年の国内普及イベント、セミナー等はよりコアにローカルなトレイルにて全国をまわる。趣味は波乗り、レースの合間、冬場を中心に鎌倉の海に入水。そして音楽鑑賞、大学時代にはまったレゲエのレコード収集は今も健在。鎌倉に住み、自宅付近はトレイルのジャンクションになっていてあらゆる方向に走りだせる環境でトレーニング及び様々な活動、生活を行っている。
(株)TRAIL WORKS 代表

2008年11月までのブログはこちら
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